ブライダルチェック(男女)
ブライダルチェック(男女)

ブライダルチェックは、結婚を控えたカップルや妊娠を希望する女性が、自身の健康状態や妊娠に関するリスクを確認するための検査です。妊娠や出産に向けての体調管理や、不妊や遺伝性疾患、感染症などを早期に把握できるほか、流産や早産のリスクを避けることが目的の検査です。
男性も女性も受けることができ、検査内容はクリニックや目的によって異なります。
自分の体の状態を把握し、妊娠に向けた適切なケアが行える。
婦人科疾患や感染症などを早期に発見し、不妊・流産・早産などの妊娠リスクを低減できる。
結婚生活や妊娠計画について、パートナーと健康情報を共有するきっかけになる。
健康状態を確認しておくことで、結婚後や妊娠期間中の不安を軽減できる。
婚約や結婚が具体的になった段階で、結婚生活を健康的に始めるために受ける人が多いです。このタイミングで、自身やパートナーの健康状態を確認することができます。
子どもを考え始めた段階で受けることで、妊娠に影響を与える可能性のある疾患やリスクを事前に把握できます。特に感染症や遺伝的なリスクを確認するのに役立ちます。
結婚に関わらず、自分自身の健康を総合的にチェックする目的で受ける人もいます。
結果によっては治療や対策が必要な場合もあり、そのための時間が必要となるため。妊娠前に治療や予防接種を行うことで、母子の健康リスクを減らせるため早期に検査を行うことが重要です。

結婚を控えた女性の約4割が何らかの形でブライダルチェックや婦人科検診を受けているとされており、特に妊娠を意識している女性では受診率が高くなる傾向があります。ブライダルチェックは、特に中東やアジアの一部の国では法的に義務化されている場合があります。これらの国では100%近い受診率です。欧米諸国でも妊活の一環として受けるカップルが多く、日本よりも意識が高い傾向があります。
精子の数、運動率、奇形率などを調べることで、妊娠が可能な状態かどうかを確認できます。
不妊カップルの原因の約半数は男性側にも関係するため、精液検査は妊娠を望む場合の重要なステップです。妊娠中に感染症が男性から女性に感染すると、流産や早産のリスクが高まることがあります。事前に検査を受けることでリスクを排除できます。自覚症状の現れない感染症も多数存在するため、ブライダルチェックをすることをおすすめしております。
特に不妊に関しては、「WHOは、男性にのみ不妊原因があるカップルが24%、女性にのみ不妊原因があるカップルが41%、男女ともに原因があるカップルが24%」と報告しています。
| 区分 | 項目 | 料金(円) | この検査でわかること | どんな人におすすめ? |
|---|---|---|---|---|
| ブライダル チェック基本 |
内診・超音波検査 子宮頸部細胞診 末梢血液一般 血清鉄 血糖(グルコース) HbA1c FT3 FT4 TSH 風疹HI 頸管クラミジア核酸同定 淋菌核酸同定 |
¥18,700 | 子宮・卵巣の形や異常(筋腫・のう腫など)をみることで、妊娠可能な状態かを確認する 子宮頸がんの早期発見 貧血、血糖異常、糖尿病リスク(妊娠によって悪化するケースがあるため) 甲状腺機能(妊娠や胎児の成長に影響するため) 風疹抗体の有無(先天性風疹症候群の予防のため) クラミジア・淋菌感染の有無(不妊症の原因検索) |
将来、結婚・妊娠を考えている女性。 妊娠前の総合チェックをしたい方は、妊娠前の異常を事前に知ることで、妊娠する前に万全の備えをすることができます。 |
| メンズ ブライダル基本 |
精液検査 梅毒TP定性 梅毒RPR定性 HBs抗原定性 HCV抗体定性 HIV 風疹HI 尿クラミジア核酸同定 淋菌核酸同定 マイコプラズマ・ウレアプラズマ |
¥27,500 | HIV・梅毒・B型肝炎、C型肝炎やクラミジア・淋菌・マイコプラズマ感染症など、パートナーに感染をさせる恐れのある感染症の検査 | 将来、結婚や妊娠を希望している男性、自覚症状のない性感染症が心配な方は、妊活前にご自身の状態を知ることで、パートナーと安心して妊活することができます。 |
| メンズ ブライダルライト |
精液検査 尿クラミジア核酸同定 淋菌核酸同定 マイコプラズマ・ウレアプラズマ |
¥15,800 | 精液検査に加え、クラミジア・淋菌・マイコプラズマ感染症などを検査します。 | 基本コースよりリーズナブルに検査が可能です。オーソドックスな性病検査に加え、精液検査をすることで妊娠する能力を可視化し、早期に不妊原因の特定と治療方針の決定ができます。 |
| オプション (母児感染症) |
麻疹抗体IgG | ¥2,200 | 麻疹(はしか)への免疫があるかを確認。妊娠中の感染は早産のリスクとなります。 | ワクチン接種歴が不明な方/海外渡航予定がある方は、抗体価が少ない場合には、予防接種をすることで十分な抗体を得ることができます。 |
| オプション (母児感染症) |
水痘帯状疱疹IgG | ¥2,200 | 水ぼうそうへの免疫確認、妊娠初期感染は胎児に影響。 | ワクチン接種歴が不明な方/妊娠前に確認したい方は、抗体価が少ない場合には、予防接種をすることで十分な抗体を得ることができます。 |
| オプション (母児感染症) |
ムンプスIgG | ¥2,200 | おたふく風邪の免疫確認。妊娠中の合併症予防。 | ワクチン歴不明な方、抗体価が少ない場合には、予防接種をすることで十分な抗体を得ることができます。 |
| オプション (母児感染症) |
トキソプラズマ抗体IgG | ¥2,200 | 過去感染の有無。妊娠中の初感染で胎児の脳障害のリスクがあります。 | ペットを飼育している方/生肉を扱う機会が多い方、妊娠中の食生活や私生活で気を付けることができます。 |
| オプション (母児感染症) |
サイトメガロウイルス抗体IgG | ¥2,200 | CMV感染の有無。妊娠中初感染は胎児の脳障害のリスクがあります。 | 小児と接する機会が多い方(保育・教育者など)、妊娠を予定している、または希望している女性は、妊娠中に感染を防ぐための対策ができます。 |
| オプション (性感染症) |
梅毒TP定性 梅毒RPR定性 HBs抗原定性 HCV抗体定性 HTLV-1 HIV |
¥16,500 | 梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV・HTLV-1など血液で分かる性感染症 | 重要な性感染症を重点的に検査したい方、過去に不特定多数との性接触のあった方は、治療することでパートナーへの感染を防ぐことが可能です。 |
| オプション (性感染症) |
HPV簡易ジェノタイプ | ¥6,600 | 高リスク型HPVの有無を簡易判定。 | 子宮頸がんリスクを把握したい方は、将来的な子宮がんの予測を立てることができます。 |
| オプション (性感染症) |
HPV型別 | ¥19,800 | 具体的なHPV型を特定(16型・18型など) | 細胞診異常があった方/より詳しく知りたい方は。将来的な子宮がんの予測を立てることができます。 |
| オプション (妊孕性・ホルモン) |
AMH | ¥7,700 | 卵巣予備能(卵子数の目安)。 | 30代以降/将来の妊娠計画を知りたい方。1人目の妊娠から2人目の妊娠をどのくらいの間隔で検討したらよいかなどの家族計画の参考にすることができます。 |
| オプション (妊孕性・ホルモン) |
抗精子抗体 | ¥7,700 | 精子を攻撃する抗体の有無。不妊症の原因の一つ。 | 1年以上妊娠が成立しない方は、妊娠するための方法を検討することができます。 |
| オプション (妊孕性・ホルモン) |
LH FSH E2 プロゲステロン(P4) テストステロン(T) プロラクチン |
¥7,700 | 採血で女性ホルモン・排卵関連ホルモンのバランスを総合的に調べる検査です。月経周期や排卵の状態、卵巣機能、ホルモン異常の有無を確認できます。 | 生理不順がある方、妊娠を希望している方、排卵しているか知りたい方、多毛・ニキビ・体重増加が気になる方、不妊の原因があるか調べたい方は、ホルモン異常が不妊の原因である場合は、お薬を使用した妊活などの検討をすることができます。 |
| オプション 血液型 |
血液型(ABO・Rh) | ¥1,650 | Rh不適合妊娠の確認。 | 妊娠予定の方・ご自身の血液型を知りたい方は、胎児との血液型不適合による胎児貧血などを予知することができます。 |
| オプション 内膜症 |
CA125 | ¥1,650 | 子宮内膜症や卵巣腫瘍の指標。 | 強い生理痛や子宮内膜症の可能性について知りたい方。子宮内膜症も不妊症の原因の1つであるため、治療によって妊娠が可能になる場合があります。 |
| オプション 習慣性流産 |
抗カルジオリピン抗体IgG 抗カルジオリピンβ2GP1複合体抗体IgG LAC |
¥5,500 | 血栓傾向評価、不育症評価、習慣性流産の精査 | 連続して3回以上の流産を反復している方。検査の結果異常があれば、妊娠初期よりお薬を服用して流産の予防を図ることができます。 |
| オプション おりもの |
腟分泌物培養 トリコモナス(鏡検) |
¥3,300 | 細菌性膣炎など原因菌特定。トリコモナス感染確認 | おりもの異常・においが気になる方、泡状おりもの・かゆみがある方、パートナーに感染させる可能性の有無について知ることができ、治療することができます。 |
| 子宮頚部細胞診 | – | ¥3,300 | 子宮の入口(子宮頸部)の細胞をこすり取り、がんになる前の異常細胞(前がん病変)や子宮頸がんがないかを調べる検査です。癌を早期に発見することができれば、子宮摘出等を避けることができます。 | 20歳以上のすべての女性(定期的な検査推奨)、性交経験のある方、HPV感染が心配な方、不正出血がある方。 |
| 子宮体部細胞診 | – | ¥3,300 | 子宮の奥(子宮体部内)の細胞を採取し、子宮体がん(子宮内膜がん)や前がん病変がないかを調べます。体がんは近年増加傾向にあり、特にホルモンバランスの影響を受けます。癌を早期に発見することができれば、子宮摘出等を避けることができます。 | 閉経後に出血がある方、40歳以上で不正出血がある方、生理不順が長期間続いている方、肥満・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)など体がんリスクがある方、タモキシフェン内服中の方。 |
ブライダルチェックは適切な診察が必要なため、検査料のほかに、初診3300円、再診1650円の診察料(税込)がかかります。
婦人科人科検査(超音波検査やホルモン検査など)を受ける場合、生理周期に適したタイミングがあります。生理終了後〜排卵前(生理開始から7〜10日目頃)が推奨されます。生理中は検査ができない場合があるため、予約時に相談してください。
4〜7日程度の禁欲期間をとります。精液検査を行う場合、検査に使う容器はご来院時にお渡しします。射精から2〜7日程度禁欲期間を設けてることで精度があがります。
検査前の飲食制限、服用中の薬を事前に伝える、必要な書類や記録など