NHK「新プロジェクトX ~挑戦者たち~」に主演の平川英司先生が当院に来訪しました!
- 2026年4月13日
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NHKの新プロジェクトX~挑戦者たち~「ドクターヘリ赤ちゃんの砦を守れ 熊本地震18時間の救出劇」の主演の鹿児島市立病院新生児内科 平川英司先生が、当院を訪問してくれました。
平川先生は、鹿児島市立病院 総合周産期医療センター 新生児内科で一緒に働いていた仲間で、私の後輩です。
この新プロジェクトX~挑戦者たち~では、2016年に発生した熊本地震の際に、赤ちゃんを救うべく、県境を越えて駆けつけた鹿児島ドクターヘリについての記録です。

熊本地震の際に倒壊の恐れのある病院から自力で呼吸が出来ない赤ちゃんを救った裏には、医療の格差と戦ってきた苦難の歴史がありました。
都会なら助かる命が、地方では助けられない。命の平等をめざして奮闘してきた医師、パイロット、整備士。5年間磨き上げた特殊仕様のヘリによる、熊本地震18時間の救出劇が取り上げられました。
新生児内科はいわゆる「NICU」とよばれる「新生児集中治療室」で、早産・超低出生体重児や生まれつきの病気を持つ赤ちゃんの命を救うことを目的とした科になります。
赤ちゃんの小さな命の灯が消えないように、24時間365日全力で医療に尽くす人たちが働いています。
このように多忙な毎日を過ごしている平川先生ですが、さらに、国際的にも活動を広げ、アフリカなどの発展途上国での周産期医療の発展にも貢献されています。

そんな平川先生の活動をご紹介いたします。
●電源の要らない簡易型保育器「MedThermo Box」の開発
2021年より、平川英司を研究代表者として、日本医療研究開発機構(AMED)の支援のもと研究開発を開始。アトムメディカル株式会社と共同で、電力供給が不安定または存在しない地域においても使用可能な、新しい新生児保温デバイスの開発及び携帯型のフロージェネレーターの開発及び国際臨床試験に取り組みました。
2021年から2024年にかけて、ラオスおよびシエラレオネにおいて、多施設国際臨床研究(SAVE Preterm Trial)を実施。従来型保育器が利用困難な環境において、新生児の体温管理および臨床アウトカムに与える影響を評価。
その結果、体温の安定性の改善が確認されるとともに、臨床的有用性を示唆する結果が得られ、本デバイスが低資源環境において安全かつ実用的である可能性が示されました。
