
日帰り手術について
日帰り手術について
不正出血の原因の一つに「子宮頸管ポリープ」があります。このポリープはほとんどが良性ですが、ごくまれに悪性のこともありますので、早めに取り除いておくと安心です。
症状は、不正出血、性行為後の出血などがあります。このような症状がありましたら一度ご相談ください。
内診で直接視ます。
痛みもほとんどなく短時間で切除ができます。
子宮頸管ポリープは、再発を繰り返しやすいため、切除後も1年に1回は定期検査を行うようにしてください。
子宮内膜の細胞診である子宮体がん検診で疑陽性あるいは陽性の時には、子宮体がん検診の二次検査として行います。子宮の内膜をスプーン状の器具で擦って組織を採取し、詳しい検査を行います。精度が高く、子宮体がんの確定診断に必要な検査です。
検査は痛みを伴うことがあり、出血も数日間続くことがあります。身体に多少負担がかかりますので、当院では、麻酔をかけて行います。検査は寝ている間に行い、数分で終わります。平均2~3時間でお帰りいただけます。
尖形コンジローマは性交渉によってうつる良性のイボです。外陰部の美容面で心配になる方が多く、放置していると徐々に大きくなりますので、人によってはストレスの大きい疾患です。
症状はほとんどありませんが、痒みを感じる方もいます。自分で触ったときに硬いイボのようなものが触れて、心配になって来院される方が多いです。
男性は自分で確認できるところにできるので気になって受診されますが、女性の場合は、腟や外陰部の見えにくい場所にできることもあり、他のことで受診した際に偶然見つかることもあります。
①塗り薬による治療法、②焼灼・切除による治療法の2つの方法があります。病変の大きさや数、場所、形状によって決めます。
①塗り薬による治療では、自宅で定期的にお薬を塗り、4~8週間ほどで完治することが多く、再発率も少ないのが特徴です。②焼灼や切除による治療法は、短期間で治りますが、塗り薬に比べて再発率が多い傾向があります。
どちらの治療にするかは、患者様とご相談のうえで決定します。
流産の診断が確定した際に行う手術です。胎児がお腹の中で亡くなり子宮内に留まったままの状態や、流産の内容物の一部が排出されずに子宮内に残ったままの状態が続くと、重篤な子宮内感染や貧血につながり、母体に悪い影響を及ぼすため、慎重な対応が必要になります。経験豊富な院長のいる当院をご受診ください。
当院では、「母体保護法指定医師」による初期中絶(妊娠12週未満)を実施しています。人工妊娠中絶に対しては様々な意見がありますが、予期せぬ妊娠に至ってしまった背景も様々です。現在、日本の性教育が積極的に行われていないことも、このような状況を生む要因のひとつであり、予期せぬ妊娠をしてしまった時に、はじめて積極的に避妊について考える方が多いのが現状です。
しかし、重要なのは、これを機に今後どのように行動を変えることができるかであり、当院では避妊に関する正しい知識を伝え、患者様の身体的な面のみならず精神的な面でもサポートすることを目的に手術を実施します。
経験豊富な院長が責任を持って手術を行います。2つの麻酔方法を用いた完全無痛の手術方法です。当院ではWHOの推奨するMVA(手動吸引)法でおこない、身体への負担をできるだけ最小限にするように配慮しています。
安全を最重視した環境で安心して手術に望めるよう、スタッフ一同、術前からアフターケアまで心と身体を全力でサポート致いたします。まずは、ひとりで悩まず当院へご相談ください。
項目 | 料金(税抜) | |
---|---|---|
初診時 | カウンセリング・術前検査 (診察料・超音波検査・術前検査) |
¥10,000 |
手術料 (手術当日の週数) |
妊娠7週6日まで (麻酔料・術後薬・術後診察料・術後ピル) |
¥70,000 (学生¥56,000) |
妊娠8週0日~9週6日まで (麻酔料・術後薬・術後診察料・術後ピル) |
¥110,000 (学生¥88,000) |
|
手術料10週0日~11週6日まで (麻酔料・術後薬・術後診察料・術後ピル) |
¥140,000 (学生¥112,000) |
|
追加料金 | 土曜日・日曜日手術 | ¥10,000 |
当日手術 | ¥20,000 | |
同日ミレーナ留置 | ¥40,000 |
※術後ピルは2ヶ月分無料
※術前検査にて治療が必要な病気が判明した場合は、別途治療代がかかります。
※当院では、クリニックとして供養を依頼しておりますが、個人的に供養を希望される場合はご相談ください。
※学割は学生証を提示された方のみ適応されます。
腟の入り口にはエンドウ豆ほどのサイズのバルトリン腺という分泌物を産生する組織があります。この経路に細菌などが侵入して腫れると、バルトリン腺嚢腫という状態になります。比較的に軽度のときは抗生物質の投与をおこない保存的に治療しますが、徐々に痛みや腫れがひどくなり日常生活に支障を来たす場合には、局所麻酔をして内容液を穿刺除去します(穿刺術)。
また、何度も繰り返す場合には、腫れているバルトリン腺の袋に穴を開ける手術(開窓術)をおこないます。当院では局所麻酔下の穿刺術のみ可能です。根治術をご希望の方は可能な施設へご紹介いたします。